家族が多くててもセミリタイアしたい

家族が多くてお金がかかるけど、自由な時間を作って生きていきたい

宮崎市が行う福祉施設と連携した生きがい事業とは?

宮崎市は宮崎県の中で最も人口が多く、県庁所在地・中核市に指定されています。
市の高齢化率は29%と、全国平均とほぼ同じで推移しています。平均寿命も毎年ゆるやかに上がっていることから、高齢化対策にも力を入れています。宮崎市の福祉について取り上げます。

宮崎市の高齢化社会の現状

宮崎市では高齢者の増加に伴い、医療費や介護給付費が増大しています。少子化による働き手の減少もあり、介護職員自体が不足していることも、高齢化の厳しい状況に拍車をかけています。
これからは、自立して生活できる「健康寿命」をいかに伸ばせるかがポイントです。いつまでも健康で元気に暮らすために、高齢者への介護予防対策が重要となるでしょう。

宮崎市には高齢者が無料で利用できる福祉施設がある

高齢者にとっては身体機能の維持向上ももちろん大切ですが、それ以上に地域・仲間とのつながりも大切になります。
宮崎市では、高齢者に生きがいを持って生活してもらうことを目的に、娯楽やサークル活動などができる福祉施設があります。複合施設や保健センター、小学校内にあるところもあり、さまざまな年代の人と交流できる仕組みが作られています。
また、ほとんどの施設で無料で利用できる浴室があり、高齢者同士の交流の場として活用されています。ただし例外として、一部の入浴場、また利用内容によっては別途料金がかかる場合もあるようです。使える設備などもそれぞれ異なるので、事前に施設に確認しておくと良いでしょう。

高齢者が生きがいを失わない社会へ

宮崎市では、高齢者のみの世帯や単身者も増加しています。親子世帯であっても、老老介護などの社会問題は避けられません。
そういった生活環境では、とにかく孤立しないことが大切です。周囲との関わりが絶たれると、気分の落ち込みや食欲低下などが起こりやすくなります。こころの問題だけかと思いきや、巡り巡って身体的な衰えにつながる可能性も高いのです。
このような福祉施設は全国にも広まっています。高齢者が仲間との関わりを通して生きがいを持ち続けるために、今後も需要が高まりそうですね。