家族が多くててもセミリタイアしたい

家族が多くてお金がかかるけど、自由な時間を作って生きていきたい

2024年を見据えて…

2024年問題

10代~20代で運転免許証を持たない人が、かなり増えてきました。運送の仕事を始める人は、年々増えつつあります。2024年に施行される法改正により、長時間の労働が禁止されるように。
となると、問題になるのが物流の問題。免許を持たないので、トラックの運転はできません。現在運送で働いている方々も、何歳まで働けるかは未知数。近い将来、物流そのものが成り立たなくなる恐れがあります。

新しい人を入れるにも…

2024年以降も物流を成り立たせるのなら、新しい人をどんどん呼び寄せなければいけません。しかしどんなに募集をかけても、新しい人の気配はゼロ。
理由として考えられるのが、物流仕事における社会的な立場でしょう。物流は「ブルーカラー」と呼ばれ、肉体的に負荷がかかる仕事です。大変な重労働であるにも関わらず、給料は微々たるもの。一刻も早く「物流の仕事」のイメージを一新しなければ、2024年になる前に倒れてしまう恐れが出てきます。

カジュアルな宅配は解決にならない

では「カジュアルな宅配」な形式を取り入れば、問題は解決するのでしょうか。例えばオンラインの食品宅配です。実際に若い方もどんどん参入しています。運送も、カジュアルさを目指せば問題解決。でも事はそこまで簡単ではありません。
運送が取り扱っているのは、危険なものも含まれています。時には取り扱いに注意しなければ、命にかかわるものまで。取り扱いが難しい物をカジュアルに運んでしまうと、運送業そのものが消滅してしまうでしょう。

会社側の工夫

とはいえ会社側も、何も対策を立てていない訳ではありません。新木場にセンターを構える運送業者では、安全性を徹底的に強化。運転に支障が出る状態になった場合、運転を絶対にさせないように徹底しています。安全の徹底が功を奏したのか、事故は起きていません。
また物流を根本的に見直し、手間をなるべく少なくするようにも務めています。手間を1つでもなくすことで無駄な労力を撤去。コスト削減にもつながるので、企業もドライバー側もWin-Winの関係になれます。