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モグリの運送業は危険!許可を取った運送業に頼もう

トラック一台あれば全て良しじゃない

「運送業は物を運ぶ仕事で、トラック一台あれば誰でもできる仕事」と思ったら、大間違いです。まっとうな運送業ならば、きっちりと許可を取って緑ナンバーで営業しています。いわゆる「無許可」と呼ばれる運送業であれば、白ナンバーとなっているのです。
実際に無許可で運送業を営み、逮捕されたケースがあります。警察によると、容疑者は「その運送会社の従業員」と偽り、運送業を運営。運送会社の名前を語り、運送していたという訳です。要は名義貸しです。

許可が必要ない場合は?

「許可があるかどうかは関係ない」という意見もあるでしょうが、猛烈に甘いです。例えば自分の会社のものを会社の車やバイクを使って運ぶのなら、許可は必要ありません。ピザを作って宅配する場合、ピザ店のバイクや車で運べば白ナンバーでも問題ないのです。
しかし他店舗で作ったピザを別の会社が運ぶとなると、運送許可を取らなければいけません。ちなみに食品配達でバイクを使う人もいますが、250cc以下のバイクならば特に必要はないのです。原付きで食品配達をするのなら、白ナンバーでも問題ありません。

運送している物に責任を取ってくれるのか?

法律を無視して運送業を営んでいるということは、サービスや荷物の取り扱いも信用できないでしょう。運送業は時に、取り扱いが大変難しい物を運搬する場合もあります。もし運んでいる物に何か起きれば、ただでは済まされません。無許可運営は、取り扱い注意物でも雑に扱う恐れがあります。
きっちりと許可を出している運送業であれば、取り扱い要注意物も慎重に対応してくれるでしょう。

許可を出そう

千葉で運送業を営むのならば、千葉の運輸局に届け出を出す必要があります。条件が整っていれば許可は下りるも、整っていなければ却下。さらに、運送業の事業者として相応しい人物かどうかのテストも受けることになります。
大変厳しい条件をクリアした運送会社のみが、緑ナンバーを受けることができるのです。緑ナンバーの運送業に仕事を頼めば、頼んだ方の株も上がるかもしれません。