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減速機とは?

減速機の概要

減速機とは歯車などを利用して回転速度を減速する機械のことです。回転速度を落とすとパワーが劣ると思われるでしょうが、むしろ逆です。
例えば変速機能がある自転車で、坂道を登るとしましょう。坂道を登るには、大きな力が必要になるため歯車も大きくなります。歯車を大きくすれば、自転車をこぐ力は最小限に抑えることができるでしょう。馬力はかなりのもの。しかし馬力は上がるものの、速度はどうしても遅くなります。速度を上げるには、歯車を小さくしてこぐ力を最大限に発揮。減速機も、同じような仕組みです。

活躍する減速機

減速機は、いろんなところに使われています。身近なところで言えば、回転寿司のレーンでしょう。お寿司がゆっくり回るのは、減速機の働きによるもの。他にもエレベーター・エスカレーター。工場のベルトコンベアや、自動ドアにも減速機が使われています。
減速機が活躍するのは、モーターが使われている装置。モーターある場所に減速機ありです。

減速機が必要になる理由

ではなぜモーターに減速機が使われているのでしょうか。減速機がない状況を考えたら、すぐにわかります。回転寿司レーンに減速機がついていない場合、寿司は猛烈な速さでぐるぐる回るでしょう。反射神経が鋭い人でない限り、お寿司を食べることはできません。
お寿司ならばまだしも、エスカレーターやエレベーターとなると大変です。猛烈な速さでエレベーターが動けば、ちょっとしたアトラクションです。エスカレーターともなれば、乗れるのは反射神経と体力がある人に限られます。

日本の減速機は世界トップ

モーターは回転数がかなり早く、平均でも1500回転~1800回転です。回転速度を一定に保つために活躍するのが、減速機です。減速機は使われる場所によっては、利用者の命に関わりかねない重要な部品。1つ仕上げるには、ものすごい責任が伴います。
でも福岡を中心に、日本全国に減速機を手掛けている工場はたくさんあります。日本の減速機のクオリティは世界トップクラスで、世界中から注目を浴びているほどです。