家族が多くててもセミリタイアしたい

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林業とは?

意外な林業の仕事

林業とは、山林に赴いて木を伐採するイメージがあるかと思います。間違いではありませんが、正確ではありません。日本の国土の内70%は森林です。ただ半分近くは人工林と、なっております。50年代から植林が活性化し、人工林は急速に進みました。
木材を伐採し木材を生産するのが、林業の主な仕事です。また意外なところで、キノコの生産も林業のお仕事。正しくは「特用林産物」と呼ばれ、キノコ・タケノコ・木炭の生産も行われています。

林業の主な仕事の流れ

林業には、他にも仕事があります。木を育てることです。最初に地ごしらえをした後、苗木を植えます。下刈り・つる切り・除伐を経て、間伐へとはいります。間伐とは間引きのことで、自然を育むためには必要な作業になります。当たり前ですが、伐採された木材を運ぶのも林業のお仕事です。木を伐採したら一定の場所に集め、適切な長さに切って木材にします。木材は運搬され、各地へと運ばれるのです。
他にも山道の開設や機械や道具のメンテナンスも、欠かせません。

林業はブラック?

林業の仕事はかなり大変です。仕事場は、当たり前ですが山の中。整備された山中ではなく、足場が悪い場所。安全を確認した上で、伐採へと入ります。また夏場は事務仕事をして、冬場は間伐というスケジュールになることもあるでしょう。こればかりは会社にもよりますが、1年中山の中に引きこもる訳ではありません。
「林業はブラック」という噂もあります。確かに楽な仕事であるとは、言い切れません。場合によっては、命の危険もございます。ただ安全管理は徹底されていますので、余程のことが無い限りは大丈夫でしょう。そこまで大事に考える必要はありません。

林業の収入は?

林業の収入は、年収350万円と言われています。ただ民間の会社であれば、420万になるそうです。福島には、自分らしく働ける林業を承っている会社があります。福島で林業の会社を率いているのは、女性です。
「林業は男の仕事」というイメージはあるでしょうが、最近は女性の姿も目立ってきました。