「過払い金請求やB型肝炎の給付金相談は○○へ」というTVCMをよく目にしますが、法律事務所や司法書士事務所の名前があります。
法律事務所と司法書士事務所の違いは何でしょうか。
弁護士と司法書士の違い
法務省が実施する司法書士試験に合格することで司法書士の資格が得られます。
不動産登記や商業登記の手続き代理業務、裁判事務業務などが司法書士の仕事です。
また法務大臣から認定を受けた認定司法書士は、簡易裁判所が管轄の少額民事事件に関し訴訟代理も可能となります。
佐倉市にある司法書士事務所は認定を受けているので、140万円以下の民事訴訟や民事調停などで代理を務めることが可能です。
一方、弁護士は全ての法律業務を扱うことができます。
司法試験に合格して、司法研修所を卒業後、弁護士会に登録することで弁護士になることができます。
もともと法律に関することはすべて弁護士が行ってきましたが、弁護士の数が少なく、それを補うために司法書士制度ができたそうです。
弁護士と司法書士どちらに相談?
弁護士と司法書士のどちらに相談したらよいのでしょうか。
登記・供託については本来の業務となっているので司法書士が適しています。
法律問題については弁護士の方が適していますが、相談だけならどちらでも可能なので、とりあえず相談しやすい司法書士事務所を訪れるのもいいのではないでしょうか。