仕事の関係で高齢者施設を訪問する機会があります。
少し前まではコロナの感染対策で、高齢者施設への出入りはなかなか大変でしたが、ワクチン接種が進んだおかげで、だいぶ楽になりました。
ちょうど食事時にあたったときには、スタッフがとても忙しそうに働いていました。
多様な食事メニュー
食事は埼玉の給食提供を行っている会社に依頼しているそうです。
食事メニューは全員同じではありません。
持病の関係で塩分を控えたり、糖分や脂質を控えたりと同じメニューでも調味料の量がそれぞれ違います。
また咀嚼機能の状態により、常食・ソフト食・ミキサー食・ゼリー食など調理方法も異なります。
多種多様なメニューを施設内で調理するのは難しいため、給食提供を依頼しているのです。
食事の介助
調理は給食を利用しても、食事を介助するのはスタッフの仕事です。
利用者さんごとにそれぞれのメニューを配膳し、一人一人配慮しながら食事の介助を行います。
老化で嚥下機能が衰えてくると、誤嚥性肺炎を誘発する恐れもあります。
食べこぼしの始末や食後の服薬など大忙しです。
どんなに大変でもスタッフは全員笑顔で、利用者さんに優しく接しています。
介護スタッフの仕事は本当に大変ですね。