家族が多くててもセミリタイアしたい

家族が多くてお金がかかるけど、自由な時間を作って生きていきたい

四国の交通状況

日本の主要4島の一つである四国は、愛媛県、香川県、徳島県、高知県の4県から成り立っています。

今でこそ瀬戸大橋や瀬戸内しまなみ海道、淡路島を中継する大鳴門橋、明石海峡大橋などの本州四国連絡橋ができ、本州との交通も陸路でつなぐことができるようになりましたが、かつては海路および空路でしか交通手段がありませんでした。

この本州四国連絡橋で陸路ができたことは四国の運輸にも大きな影響が生じました。

フェリーの衰退

四国と本州を結ぶ交通手段として、岡山県の宇野港と香川県高松市の高松港を結ぶ宇高航路が重要な役割を果たしていました。

瀬戸大橋が開通した後にも高額な通行料のため、フェリーを利用する車両が多かったのですが、その後高速道路の大幅な値下げに伴い、フェリーは衰退していきました。

北海道の青函連絡船もそうですが、かつては隆盛を誇ってきた連絡船がなくなっていくのは少し淋しい気もしますね。

四国4県の自動車道

東西に長い四国の中央には四国山脈が貫いているため、高速道路建設では後れを取っているといえるでしょう。

四国4県を結ぶ高速道路ネットワークは四国縦貫自動車道を中央にして8の字を描いていることから「四国8の字ネットワーク」と呼ばれています。

四国8の字ネットワークが順次開通することにより、4県の移動時間が大幅に短縮され、4県内の流通にも大きく貢献しています。